諦めた夢をもう一度。
どこかの学生です。初めまして
コーヒーを片手に予定を書き込んでいて、ふとブログを書いてみようと思ったので初めてみました。
簡単な日記みたいな形で、書くことができたらいいなと思う。
嫌いな言葉は「だらだら」
好きな言葉は、MIT石井裕先生の「造山力」「出杭力」「道程力」
最近まで工学系で将来はなんとなくやっていくのだろうと思っていたが、小学校時代からの憧れが蘇り、素粒子物理学に改めて興味を持ち始めたので勉強していこうと思う。
理論物理学への道は高校時代のすごい先輩の姿や同級生をみて諦めたし、自分には無理だと思って完全に諦めたけど、CERNにいる研究者たちの経歴をみてみるともともと物理なんてやりたくなかったなんて人もいたし、数学すら興味なかったなんて人もいた。
それでも理論物理に惹かれ、必死に勉強をし、世界最高峰の研究施設CERNの研究員として日々研究をしている人がいる。
物理学は一人だけで完全に出来上がるものではないのだと気づいたのだ。
いつからか私は、物理学は数人の天才のみによって理論が構築され、実証されるものだと思っていた。しかし、数人の天才だけでは理論は実証されないのだ。多くの人の力が必要だ。協力が必要だ。理論屋だけでもダメだし、実験屋だけでも成り立たない。
それを知って、
私も夢をみた。私ももしかしたらCERNの研究員として働くことができるのではないか。宇宙の謎を解き明かす一助になれるのではないか、と。
私はまた、諦めていた夢をもう一度追うことにした。
何かの形で宇宙の謎を解き明かす助けをしたい。私は天才ではないし、天才にはなれない。要領も悪い。そしてバカだ。
そんなバカが素粒子物理学研究者を目指す奮闘記を書いていこうと思う。
どんなに時間がかかっても、絶対CERNには関わりたいし、ヒッグス粒子観測のような大きな発見の一助になれたらと願わんばかりである。
小学生の時に私が素粒子物理学を志すきっかけとなった、ノーベル物理学賞受賞者小柴昌俊さんの本の題名は、
「『本気』になって自分をぶつけてみよう」
だった。
今更ながらもう一度、本気になって自分をぶつけてみようと思う。